婚約指輪に使われるダイヤのカラーは?

日付:2016年4月4日
カテゴリ:カラー,ダイヤモンド

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婚約指輪に使われるダイヤのカラーは?

 

ダイヤモンドのグレードを決めるのに、4Cというものがあります。

これはカラー、クラリティ、カット、カラットの頭文字を取って、そう言われています。

鑑定書に必ず書かれるこの4C。今、その中でも重視されているのがカラーです。

 

なぜカラーが重視されているのか

 

最初になぜ今カラーが重視されているのか説明します。

カラーが重視される理由は、ただ1つ、それだけ貴重なものだからです。

カラーは人工で変えることができません。正確にはできますが、無色にすることはできません。

色をつけるのみです。なので発掘されたそのものの色が命、価値につながります。

もちろん、研磨によって輝きは増します。しかし色はどうしようもないのです。

昔はカラット、つまり大きさが重視されていました。今も大きさは大事です。

今後ますます大きいダイヤは採れにくくなってくるでしょう。でも大きなダイヤを手に入れることができるのは少数です。

手が届く範囲で、、、となってくると人間の力では変えられないカラーが、自然と重視されるのも何となくわかるのではないでしょうか。

 

 

婚約指輪に使われるダイヤモンドのカラー

 

ダイヤモンドのカラーで一番いいとされているのがDです。そのあと、E、F、G、、、Zと続いていきます。

Dから始まる理由はダイヤモンドの頭文字とも、D以上のものが出る可能性があるから、とも言われています。

詳しくはこちらをご覧ください。

http://www.runemomo.com/about_diamond/

言葉に発するときは大抵「Dカラー、Eカラー」のようにアルファベット+カラーをつけます。

 

婚約指輪は一生に一度もらうか、あげるかの貴重なもの

 

婚約指輪に使われるダイヤモンドは普段使いするダイヤモンドよりいいものがおススメされます。

それはやはり一生に一度の買い物になる可能性が高いからです。

いわば、宝物になる可能性も高いのです。財産と考える人もいます。

もしもの時は婚約指輪を売る、そんな話はよくある話です。

普段使いするダイヤモンドは一生の一度の買い物になる可能性はないでしょう。

だからそこまでグレードにこだわりません。

実際、普段使い=ファッションジュエリーに使われるダイヤモンドはグレードが低いです。当然鑑定書もありません。

 

一生に一度だからいいダイヤモンドを

 

男性も彼女にできるだけいいダイヤモンドをプレゼントしたい!!!と思っています。

予算が限られているでしょうが、自分たちだけのいいダイヤモンドを購入してほしいなて私も思います。

ダイヤモンドは男性の強い意志の表れ、とも言われます。

 

注意!!ただ、たまに「え?!」と思う女性がいます

 

男性が頑張って自分の為に買ってくれたのに対し「こんな小さなダイヤ?」「こんなたいしたことないダイヤ…」と思う人、声に発する人がいます。

ダイヤモンドによって愛の大きさが変わるなんてことはありません!女性側は彼の精一杯さに感謝しましょう。

先ほど、意志の表れといは言いましたが、彼自身ができる精一杯の意志の表れです。

グレードが高いから意志が強い、なんてこともありませんので!

 

婚約指輪におススメするダイヤモンドのカラーとは

 

さて、婚約指輪におススメのダイヤモンドのカラーはもちろんDカラーです。

ちょっと厳しい場合はD、E、Fまで範囲を広げてもいいでしょう。Fまでは無色と言われています。

正直、素人目にはDもFも大差ないです。

その次のG、H、I、Jはほぼ無色と言われているカラーです。DとGの差は素人目でもわかります。

GとJの差も何となくわかるでしょう。

つまり、G以下になってくるとだんだん色味が気になってきます。

 

Jカラー未満は婚約指輪のダイヤモンドには不向き

 

それでもまだJカラーはブライダルで使われます。が、ここが限界です。これ以下はおススメしません。

やはり価値が低くなるので。ルネ&モモではJカラー未満も探すことはできますが、Gカラーまでをおススメしています。

ただ、ブランドさんによってはJ未満も扱っていることがあります。

でも正直選んでほしくありません。J未満は黄色みがかっているのがわかります。

それにお店側が本当に価値のあるダイヤモンドを提供したい、身に着けていただきたい!と思ってるのに、価値が低いものを提案するのは矛盾しています。そんな「売れればいいや」みたいなところでダイヤモンドを買いたいでしょうか。

 

カラーの色を落として予算を抑えるなら、大きさを抑える方を私はおススメします。キレイさがまったく違うので。

 

 

例外!ファンシーカラーダイヤモンドはとても価値がある

 

 

カラーダイヤモンドの名前は聞いたことがあるでしょうか。無色透明ではなく、色が付いたダイヤモンドです。

先ほど伝えたJカラーにあるように、わずかな黄色などではなく、真っ黄色、青、ピンク、赤、オレンジ、等色がはっきりしています。

これらのダイヤモンドは無色のダイヤモンドとは区別されます。

上の写真は無色の方はDカラー、下のピンクはファンシーカラーダイヤモンドです。

 

 

幻のカナリーイエローダイヤモンド

 

ティファニーやブルガリでは昔、カナリーイエローと呼ばれるイエローダイヤモンドを使ったジュエリーを発表していました。

このカナリーイエローダイヤモンドは、もう今では採掘されることがほとんどない、貴重なダイヤモンドです。

手に入れるなら昔のものの流出品になります。

私はこのカナリーイエローダイヤモンドを使ったジュエリーを見たことがありますが、本当にキレイです。

透き通った黄色がキラキラしており、目が離せませんでした。無色のダイヤモンドよりずっと魅力を感じました。

 

 

資産価値が上がる可能性が高いのはファンシーカラーダイヤモンド

 

ファンシーカラーダイヤモンドは採れる割合が僅かです。

小さいものはまだ採れますが、大きいものはこれからますます価値が増すと言われています。

もしダイヤモンドを資産にしたいと考えているなら、無色の1ctのダイヤモンドより、ファンシーカラーの1ctのダイヤモンドの方が価値が上がる可能性が高いのでおススメです。

その代わり、手に入れるのも難しいです。

また、その良さを鑑別できる人が少ないので、百貨店などではなく、絶対に信用のおける人から買うことをおススメします。

騙される可能性もあるので。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

婚約指輪におススメのカラーについて、少し理解が深まったと思います。一生に一度の買い物に無理し過ぎて破産!も大変ですが、多少無理する価値はあります。

なぜならもしここで妥協すると歳をとったときに「もっといいダイヤが欲しかった」なんてチクチク言われる可能性もあるからです(笑)

いつまでも「あの時はありがとう♡」と思ってもらえるぐらいの努力は必要かもしれません。

おススメはDカラーです。その下Gまではまぁ許されるとして、それ以下はあまり婚約指輪に向いていません。J未満は絶対に婚約指輪のダイヤモンドに選ばないようにしましょう。

 

ぜひ、お気に入りのダイヤモンドを見つけて下さいね!