日付:2016年8月28日
カテゴリ:素材
金メッキとゴールドフィルドはまったく違うものと前回のブログではお伝えしました。
ではたまに聞くゴールドプレーテッド(ゴールドプレート)と金メッキの違いとは何でしょうか。
その前に、、、ゴールドプレーテッドを口に出しているブランドさんの共通点を申し上げましょう。
それはほとんど海外ブランドであること。
最初耳にしたとき、ゴールドプレーテッドて何??ゴールドフィルドでもないし金メッキとも違う??と疑問だらけでした。
しかもブランドさんに「ゴールドプレーテッドて何ですか?」と聞いてもあまりはっきり答えてくれません。
結局ブランドの店員さんさえ何かわかっていないことが多いのです。
なのでお客様側からしたら勝手に想像するわけです。
「ゴールドプレーテッド…プレートだし剥がれにくいのかな?」
「でも何かよくわからない…」
とか。
今日ははっきりと何かお伝えしたいと思います。
金メッキとゴールドプレーテッドは、、、
同じものです。
ということで今日お伝えしたいことが終わっちゃいました(笑)
同じ物なのに、なんで名前が違うの?と思うかもしれないのでその説明だけしますね。
金メッキは日本語名です。
そして金メッキの英名がゴールドプレーテッド(ゴールドプレート)ということです。
なので海外ブランドさんが使っていることが多いのです。
メッキと聞くと安っぽそうだしいい印象があまりしませんよね。
そこでブランドさん、特に海外ブランドさんはゴールドプレーテッドというのです。
うーん。ちょっとせこい気もしますね^^;
ゴールドプレーテッドは金メッキの英名なだけなので、効果は金メッキと同じです。
つまり、薄い。剥がれる。アレルギーも要注意。
横の英字に騙されないようにしてください。
ゴールドプレーテッドとロールドゴールドプレートの違いは?
さて、ここで注意してほしいことがあります。
ゴールドプレーテッドと非常に名前が似ているロールドゴールドプレート。
これはゴールドプレーテッドとはまったくの別物です。
おそらくロールドゴールドプレートも聞いたことがある人もいると思います。
(少ないとは思いますが)
そしてブランドさんで聞いた人は店員さんから
「剥がれにくい」と聞いたかもしれません。
そう、剥がれにくいのがロールドゴールドプレートです。
実は金張り=ゴールドフィルドなのですが、金張り=ロールドゴールドプレートでもあるのです。
というのも、金張りは名称で英名はゴールドオーバーレイ。
その種類は2種類あって、それがゴールドフィルドとロールドゴールドプレート
ということなのです。
ただ金の厚みで言うとゴールドフィルドの方が上です。
金の厚み
ゴールドフィルド>ロールドゴールドプレート>>>ゴールドプレーテッド(金メッキ)
となります。剥がれにくさもこの順になります。
もしブランドさんでジュエリーを選ぶときは思い出してみてください。^^
店員さんもわかっていない可能性があるので、わからなくなったらまたこのページにやってきてくださいね(笑)