日付:2016年5月24日
カテゴリ:カラット,ダイヤモンド
婚約指輪をわたすとき、一番気になるのがダイヤモンドの価格ではないでしょうか。
価格は大きさや、色、内放物、カットのよしあしで変わりますが、一番、目に見えてわかるのが大きさ、つまりカラット数です。
カラットが小さいと値段は落ちます。でも小さいものにして、彼女に「え、小さい…」と思われるのもいやですよね。
では一般的にどのようなカラット数が人気なのでしょうか。
カラット数、意外と小さい!!
意外かもしれませんが、市場で一番よく売れているのは0.2ct~0.3ctのダイヤモンドです。
どちらかと言えば小さいんですよね。
ちなみに、0.2ctはミリで表すと約3.8mm、0.3ctは約4.3㎜です。ラウンドブリリアントカットのダイヤと考えて。
カラットは正確にいうと「重さ」を表す単位なので、直径だけではなく、高さも関係します。
なので、0.2ctは必ず3.8㎜と言えないのです。どちらかと言えば小さいんですよね。
多くのダイヤモンドをお売りしているお店では0.3ct以上がおススメです、と言い出来るだけ相場の中でも大きなものを売ろうとします。
その方が売り上げが上がるので。
婚約指輪の相場が30万ぐらいで、そうなると0.3ctのダイヤモンドになってくるからです。
でも、あまり気にしなくて大丈夫です。
もちろん、見栄えは0.3ct以上の方があります。大きいほど華やかなのは否めません。
でも相場がそうだから、、という理由で0.3ctのダイヤモンドを買うのはあまりおススメしません。
そうではなく、自分がちょっと頑張って買える金額のラインから選んで、その中でダイヤモンドの大きさも選ぶのが一番です。
この「ちょっと頑張って」がポイントです。
余裕しゃくしゃくで払える金額だと、女性は「私大切に思ってもらえてない?」と不安になります。
また「この人、稼いでるように見えて、全然貯金ないのかしら…?」と思う可能性もあります。
それに今後も華やかな場所で着けることになる指輪です。
ちょっと背伸びして今は身に着ける、そして将来は堂々と身に着ける、婚約指輪はそんな感じで身に着けるとずっと楽しむことができます。
だから、男性側はちょっと頑張る、ちょっと無理をするぐらいのものを選びましょう。
ちなみに、たくさんの注目を浴びる婚約指輪ですので、0.2ct以下のものはおススメしません。
これ以上下になると、やはり小さいのです。
いくら輝きがあっても、色がきれいでも、見栄えがしません。最低でも0.2ct以上を選びましょう。
ダイヤモンドはこの世に同じものが1つとない
どのダイヤモンドを選んだとしても、ダイヤモンドはこの世に同じものは存在しません。
だから「あなたが買って、彼女に渡したダイヤモンド」ということの方が大事なのです。
婚約指輪にかかるのは、もちろんダイヤモンドだけではありません。
指輪本体のお金がかかります。ここを凝ると、当然値段が上がります。
ここを凝ってダイヤモンドの値段を下げるか、ダイヤモンドを優先して、指輪本体はシンプルにするか。それは人それぞれです。
ただ、それぞれの相性があります。
彼女と指輪の相性、指輪とダイヤモンドの相性、そしてあなたと彼女と指輪の相性。そこは考えた方がいいでしょう。
ダイヤのカラット数の相場は0.2~0.3ctだけど、、、
当然、これより大きいダイヤを選ぶ人も、小さいダイヤを選ぶ人もいます。何が正解ではありません。
正解も不正解もありません。
ただ、あえて正解を言うなら、「彼女が着けるたびにニコニコしてくれる」ということです。
男性の精一杯の愛を婚約指輪には込めましょう。
ちなみに、0.2~0.3ctが相場と言いましたが、この間にも細かい数字があります。
ダイヤモンドは0.237ctのように、小数点第3位まで大きさを表示しています。
0.237と0.279ctでは大きさが当然違います。見比べてみると結構わかります。
だから0.2ctでも0.200ctよりのダイヤモンドなのか、0.300ctよりのダイヤモンドなのかもみましょう。
また、0.3ctも0.399ctまであります。
相場の0.2~0.3ctというのは0.200ct~0.399ctまでのダイヤと考えてください。
そう考えるとかなり幅が広いことがわかります。
だから、ダイヤモンドの大きさは1つの目安として考え、他のカラーやクラリティ、カットも見て、バランスのいいものを選ぶ方がいいでしょう。
ダイヤモンドについてわからなくても、結婚指輪や婚約指輪を扱っているお店なら詳しいはずです。
(たまに詳しくないブランド店員さんがいることもあるので、そこで購入するのはやめておきましょう)
プロにどんどん聞いて、自分が納得するダイヤモンドを選びましょうね。