【男性必見】結婚指輪と婚約指輪の違いとは?!

日付:2016年4月8日
カテゴリ:指輪

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女性なら憧れる結婚指輪と婚約指輪。でも男性からしたらこの違いて何なの?と思う方もいると思います。

実際私も昔に調べたことがあります。女性だし、今ジュエリーの仕事しているのに(笑)

調べたのは初めて男性と付き合ったころでした。

それは置いといて、でもこういう違いて、その時が来ないと中々調べないですよね。

 

そこで今日は結婚指輪と婚約指輪の違いについてお話しします。

分かりやすいように9個にまとめてみました。

 

 

結婚指輪と婚約指輪の違いその1

買うタイミング

 

結婚指輪→二人が入籍をしたとき

婚約指輪→男性がプロポーズをして結婚が決まった(もしくは決まっている)とき

 

結婚指輪は二人は籍を入れた証とも言えるのに対し、婚約指輪は私は決まった相手がいますよ、という証です。なので一種の縛りとも言えます。実際、婚約指輪の始まりはそうです。

男性にとってはこの女性は俺のものだから手出すな!と暗に言えるでしょう。

 

 

 

結婚指輪と婚約指輪の違いその2

つけるタイミング

 

買うタイミングが違うのでつけるタイミングも当然違います。

 

結婚指輪→入籍したら人によっては24時間365日、指につける

婚約指輪→入籍までの間で出かけるとき

 

結婚指輪は買ったものの実はつけない人もいますが、特に女性は半数以上の方が24時間つけっぱなしでしょう。男性は出かけるときはつける、行事の時だけつける、という方が多いです。

婚約指輪は24時間つける人はほぼいないでしょう。というのも、婚約指輪のデザインは今は大きなダイヤモンドがついているものが多く、日常生活では邪魔になります。24時間着けたくても着けられないと言えるのです。

なので出かけるときだけ着ける人が大半です。

 

 

結婚指輪と婚約指輪の違いその3

着ける人

 

結婚指輪→男性、女性

婚約指輪→女性

 

結婚指輪は男女ともにつけます。お互いが夫婦という証でもあるのでお揃い、もしくはデザインが似たものを付ける人が多いでしょう。

婚約指輪は男性が女性に贈るものなので、女性だけがつけます。ただ、そのお礼に女性から何か男性に贈る場合がありそれは、婚約指輪ならぬ婚約○○と言えるかもしれませんね。

 

 

結婚指輪と婚約指輪の違いその4

形、デザイン

 

結婚指輪→シンプル

婚約指輪→華やか

 

結婚指輪は日常着けるもの、人によっては24時間つけるものでシンプルです。ダイヤモンドがいっぱいついていたりすると、取れないか心配になります。またでっぱりがあってもひっかけやすいので、できるだけシンプルになっています。ダイヤモンドがついていないデザインもたくさんあります。

婚約指輪は出かけるときしか基本的につけないので、大粒ダイヤがドーンと留まったような華やかなデザインが多いです。90%以上の割合でダイヤモンドがついています。むしろ、婚約指輪=ダイヤモンドのようになっています。

 

 

結婚指輪と婚約指輪の違いその5

購入率

 

結婚指輪→入籍をしたカップルのおよそ95%以上の人

婚約指輪→結婚を決めたカップルのおよそ45%の人

 

結婚指輪は結婚したらまず購入する、と思っていいでしょう。

しかし婚約指輪は結婚を決めたカップルのおよそ半数以下が購入します。この数字は年々落ちています。

というのも、低年収という理由や家具や新婚旅行にその分使いたい、という人が増えているからです。

個性を大事にする時代だからこそ、決まりに捉われない、そんな感じもします。

 

 

結婚指輪と婚約指輪の違いその6

値段

 

結婚指輪→1本10万前後

婚約指輪→30万前後

 

上の数字はあくまで平均です。

結婚指輪の場合は一人10万前後が多いです。ただダイヤモンドをつけたり、デザインにこだわったり、オーダーメイドだったり、号数が大きかったりすると15万ぐらいはします。

婚約指輪はダイヤモンドが留まるデザインがほとんどです。そのため、指輪だけじゃなく、ダイヤモンドの値段がプラスされるので基本高くなります。

ただ、婚約指輪は給料3か月分、なんてことを聞いたことがあるかもしれません。これはデ・ビアス社がマーケティングで使ったキャッチコピーなだけなので気にしないでおきましょう(笑)

ただ、給料3か月分も払ってくれたら女性は「きゃー♡」ですけどね(笑)まぁ給料の額にもよりますが…。

 

 

結婚指輪と婚約指輪の違いその7

着ける期間

 

結婚指輪→入籍~一生

婚約指輪→入籍まで、一生、人それぞれ

 

結婚指輪は基本、入籍したら離婚するまでずっと身に着けるものです。買っただけで着けない人もいますが、捨てる人はいないでしょう。結婚式に呼ばれたとき、お葬式、などの時はつけたりするので。

婚約指輪は入籍するまでしかつけない、という人もいます。しかし、これは勿体ないです。せっかく何十万とする買い物を彼がしてくれたのでもっと着けていただきたいなぁと。

入籍したら着けてはダメ!そんな決まりはありません。ちょっと華やかにしたいときは重ねてつけたり、右手につけたり、婚約指輪だけつけたり、楽しんでいただきたいです。

 

 

結婚指輪と婚約指輪の違いその8

始まり

 

結婚指輪→証拠として使ったのは9世紀

婚約指輪→風習は古代ローマ時代

 

結婚指輪は9世紀、ローマ教皇であるニコラウス1世によるものが始まりとされています。

それまでは「らしき」ものはあったけどそれが結婚指輪なのか婚約指輪なのかはっきりされていなかったみたいです。

また結婚指輪の交換は1017年に初めてされ、「そこでは花婿は花嫁に金の指輪を、花嫁は花婿に鉄の指輪を交換している」(ミュール『ローマの結婚指輪の起源』)とあります。

 

婚約指輪はちょっと悲しい?ですが、売買婚の習慣の上にあったと言われています。

婚約成立時に、指輪がその代金支払いの証拠として未来の花嫁の父に渡されたと言います。

 

当時、結婚に先立って婚約が重視されていたのは、婚約が契約を結ぶという意味ならず、お金からんでいたからであるとされています。

 

 

結婚指輪と婚約指輪の違いその9

意味

 

結婚指輪→結婚の証

婚約指輪→契約

 

8の始まりにも書いたとおりの意味があるのですが、結婚指輪には夫が花嫁に貞節を求めたという意味があったとも言われています。

また婚約指輪はやはり契約の元で生まれたもので、意味も契約です。しかもお金がらみの。

ただ婚約に必ず指輪が使われていたというわけでもありません。

 

また、「ローマの婚約指輪の起源」という本によれば婚約指輪の慣習は最初装飾指輪を未来の花嫁にプレゼントすることからはじまり、その際にこの装飾指輪はまだ法的拘束力をもつとの考え方はなかったといいます。

 

しかし、徐々に装飾がかわってきて、指輪が婚約という契約の印となったようです。

 

そしてそれを受け取った花嫁は未来の夫に対して純潔を守る義務が生じ、彼女がもし純潔を破ったら法的責任を問われたということです。

 

 

まとめ

 

 

最後はちょっと難しい話になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。

やはり結婚指輪も婚約指輪も起源の名残が残っているなぁと感じたでしょうか。

さて結婚指輪と婚約指輪の違いが分かれば、あとは、、、?!

男性諸君、頑張って下さい!^^!