ジュエリーの素材はご自身でも判断できます

日付:2016年10月19日
カテゴリ:刻印,素材

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先日、とある方の指輪をキレイにしているとプラチナ1000の刻印が見えました。

プラチナ1000のものは最近こそ出てきましたが、昔は少なく珍しいです。

なのでお客様に「純プラチナの指輪なんですね~」と伝えました。

すると隣にいた方が「なんの素材がわかるんですね」とおっしゃってくださいました。

 

はい、すぐ分かります。^^

 

ただ、ジュエリーのプロじゃなくても分かります(笑)

 

むしろ、プロでも「これ」がなければ、見た目でそれがプラチナ1000なのかプラチナ950なのかプラチナ900なのか、非常に見わけがつきにくいです。

その「これ」というのは、、、刻印です。

 

ほとんどのジュエリーには刻印が入っています。

 

義務で入れなければならないこともないのですが、

入れた方がなんの素材かわかって高級感が出るし,売るときに困らないからです。

 

刻印というのは写真のようなものです。

写真のものは素材の刻印ではなく、メッセージの刻印ですが、もちろん素材の刻印も別の個所に入っています。

この場合は「Pt900」と。

 

Ptはプラチナの略です。900はプラチナの率です。1000分率なので900は90%プラチナが入っていますよ~ということです。

 

かなり小さく刻印は入っていますが、ジュエリーにはほぼほぼ入っているのでもしよければご自分のものも確かめてみてください^^

 

ただ、アクセサリーと呼ばれるものには入っていないことが多いです。

アクセサリーて真鍮が多くて、真鍮なんて刻印を打つほどの素材ではないからです。

真鍮好きさん、申し訳ないです。。。

 

あと、シルバーも入っていないことがあります。

シルバーは見た目でシルバーとわかるのでなくてもまぁ問題ないです。

 

ただやはりプラチナやゴールドならほぼ間違いなく入っています^^

つまり高級な素材ほど刻印が入っていると思ってください。