日付:2015年10月15日
カテゴリ:ギメルリング
ギメルリングのギメルはラテン語で双子を意味します。
なので別名ふたごリングとも呼ばれます。
ではなぜ双子なのでしょうか。
指輪が生まれたわけを考えていくと
何となくその意味が見えてきます。
指輪はヨーロッパで生まれたもの。
ヨーロッパでは宗教関係でジュエリーを身に着けていた
時代が長く続いています。
このギメルリングにはよく
「神が合わせたものを、人間が分けてはならない」
という聖書の文面が刻まれることが多かった(「指輪の文化史」著:浜本隆志)
とこの本では書かれています。
つまり、ギメルリングは愛を誓いあう指輪で生まれてはいるけど
キリストの影響を大きく受けたリング
とも言えます。
そして神が合わせたもの、とあるので
これが双子を意味しているんだろうなと私は思います。
今日は最後にこんな言葉を贈ります^^
「結婚した者は
双子のようにひとつに結びつき
愛と慈しみのなかで生きよ
一体化するために ふたりは生まれたのだ
結婚して新生活をはじめるためには
思慮分別を忘れるな」
(「指輪の文化史」著:浜本隆志)