ダイヤモンドの鑑定書について

日付:2016年3月22日
カテゴリ:鑑定書

鑑定書

 

だいたい0.2ct以上でグレードの高いダイヤモンドでしたら

鑑定書というものがついてきます。

 

これは誰が見ても、その宝石の価値はこれだけありますよ

というのを目に見える形に表したものです。

 

簡単に言うと、女性の体の3サイズ。

そのダイヤモンドバージョンで、

その証明書ですね。

 

たまにブライダルでもこの鑑定書を発行していない

ダイヤモンド(メレダイヤを除く)がありますが

それはそれだけグレードが低くて

出してもあまり意味がないと

思っていただいたらいいです。

 

まぁそれは言い過ぎかもしれませんが、

鑑定書を出すのも費用が掛かるのです。

その費用をかけてまでも出すほどではないし、

出すことによってそのダイヤモンドの価値が低いと

わかってしまう。

だから出さない、という感じです。

 

 

さて、鑑定書も実はあちこちの機関が出しています。

そしてどの機関が出した鑑定書でもいいのか

と言えばそうではありません。

 

実は

AGL(宝石鑑別団体協議会)と呼ばれる団体があり、

そこに加盟しているところが一般的に

信用のおけるところです。

 

また、日本では

全国宝石学協会

中央宝石研究所

AGTジェム・ラボラトリー

この3つが3大メジャーと知られています。

(もちろん、3つともAGLに加盟しています)

またGIAはアメリカの大きな宝石機関なので

ここのものも信用がおけます。

 

鑑定書には必ず

発行機関元の名前が入ります。(写真)

日本ではこのどれかが発行した鑑定書なら

信用できると思っていただいたらいいです^^

今は中央宝石研究所かAGT、GIAが主流かな。

 

あ、もちろん、他の鑑定書もあります。

大手のケイウノさん、

世界3大カッターズの1つのラザールダイヤモンドさん、

少なくともこの2社は自社の鑑定書を発行しています。

 

詳しくは私もわからないのですが、

恐らくAGLには加盟しているはずです。

なので、信用は置けると思っていいと思います。

 

 

 

ご存じの方もいらっしゃるでしょうか。

ココ山岡やベルギーダイヤモンドの事件。

2ランク、ひどいものだと3ランクもグレードの低いダイヤモンドを

グレードの高いダイヤモンドと偽って

自社の鑑定書を出していたという詐欺事件です。

 

 

こういったこともあるので

鑑定書があれば安心ではありません。

信用のおける鑑定機関が発行した鑑定書かは

必ずご自身自身でお確かめください^^